こんばんは、滋野一義です。
田舎は疲弊していますが、
まだビジネスチャンスがあります。
私は平日の昼間に、
車を運転する機会が多くあります。
地元の商店街を通ると、
まるで活気がありません。
シャッターが閉まっており、
通行人もほとんどいないのです。
最近は、大型店舗が増えました。
商店街の近くならまだマシですが、
すべて郊外に建設されます。
電車が1時間に1本しかなく、
車で移動するのが当たり前です。
大型店舗は顧客を集めるため、
広い駐車場をつくります。
ほとんどの顧客が、
郊外の大型店舗に流れます。
地元の商店街は、
閑古鳥が鳴きっぱなしの状態です。
これも、
時代の流れなのでしょうか?
それも一理あります。
全国各地では、
商工会の叡智を結集して、
復活を遂げた商店街があります。
自分たちの手に負えない場合は、
コンサルタントと契約して、
アドバイスをもらっています。
人間の脳ミソはとても優秀なので、
やる気があって諦めなければ、
いくらでも解決策を見つけてくれる
でしょう。
いつでも自分の脳ミソに、
問いかけていけば、
いつしか脳ミソが答えてくれます。
自分の脳ミソを活用すれば、
お金をかけずにすみます。
これで導き出した答えを、
実践した人を紹介しましょう。
ある電気屋さんの話です。
これから日本は、
高齢化社会に突き進みます。
高齢者は車の運転が難しくなり、
滅多に商店街や大型店舗に
行けません。
日用品の買い出しが、
高齢者は困難になります。
そこに気付いた電気屋さんが、
サザエさんに出てくる三河屋さんに
なったのです。
電球を交換するときに、
欲しい商品を聞き出して、
高齢者に代わって買い出しを
始めたのです。
高齢者には感謝されるし、
便利屋として指名が増えるので、
これこそ“Win-Win”の関係です。
電気屋さんのアイデアを、
天下のセブンイレブンが採用した
のです。
高齢者向けに、
セブンイレブンの各店舗が、
宅配を始めました。
コンビニの値段は定価通りですが、
日用品の買い出しが困難なので、
喜んでお金を払ってくれます。
セブンイレブンは大手ですが、
各店舗は小さな商店にすぎません。
このような小さな商店でも、
弱者としての戦い方があります。
大型店舗と同じことをしても、
勝てるはずがありません。
値引き競争のような薄利多売は、
大手の強者の戦略です。
弱者はそれに乗ってはいけません。
原価でも買ってもらえるように、
工夫する必要があります。
何をすれば良いかは、
あなたの脳ミソに答えを出して
もらいましょう。
これからのキーワードは、
付加価値を付けることです。
あなたができないなら、
他の商店から力を借りましょう。
みんなを巻き込めば、
いろんなサービスを提供できます。
さらに、
高齢者をターゲットにすれば、
新しい商売にも発展するでしょう。
若者よりも高齢者の方が、
多くのお金を持っているので、
惜しみなくお金を出してくれます。
これは商店街に限らず、
新しくビジネスを始める人にも
言えます。
大手企業のマネをすることなく、
強者がやりたがらないことで、
後発組の弱者としてできることを、
再優先で考えましょう。
<追伸>
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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