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記憶力がいいと成功の邪魔をする

こんばんは、滋野一義です。

「君、記憶力いいね!」と
褒められて有頂天になってる人が
います。

記憶力って、
あなたが考えてる以上に
必要ないと言ったらどう思いますか?

会社で上司から、
「あの件どうなってる?」と
聞かれたとします。

「はい、〇〇は△△です。」と
即答する人がいます。

私もサラリーマンのころは、
そうでありたいと考えていました。

しかし最近では、
そんなことはメモを見ながらでも
間違いなく上司に報告できれば
良いんだと割りきってます。

確かに、
メモを見なくて即答できるのは、
記憶力が良い証拠です。

ですが、
その記憶力が仕事の成果に
つながっているかどうかは疑問です。

新しい発想をするときは、
一旦記憶したことはすべて
忘れて一から発想すると
名案がうかぶ場合だってあります。

この場合は、
記憶している情報が
あなたの自由な発想に対して
足かせになってるんです。

ここで言っときますが、
今回話題にしてる記憶力とは、
あなたが意識して引っ張り出せる
顕在意識での記憶のことです。

潜在意識に埋もれている
記憶や情報ではありません。

意識して出てくる記憶や情報は、
確かに価値はありますが、
その量が多いと頭でっかちに
なってしまいます。

そのため情報を持ちすぎて、
斬新な発想が出てきても
これがダメとあら探しをして
しまいます。

ここから肉付けをしていけば、
今までになかった商品が
生まれるはずでした。

過去の知識では考えられないような
ヒット商品になるのに、
今までの価値観が邪魔して
ダメだと判断してしまいます。

事務的には、
記憶力が良ければ報告が
短時間で済みます。

しかし、
斬新的な商品を生み出すには、
かえって邪魔なだけです。

脳は記憶した情報を、
分割して記憶します。

すぐに思い出せなくても、
脳にはしっかり記憶しています。

斬新的な発想は、
分割した記憶を一つの情報に統合して
思いつくんです。

例えばあなたが見る夢は、
今まで分割されて脳に記憶されてた
情報が無秩序にくっつくから
支離滅裂なストーリーになります。

情報が無秩序にくっつきあうことで、
今までになかった商品を生むんです。

自由に発想を巡らすために、
いっそのこと頭の中を空っぽの状態に
すると効果が上がります。

それには、
顕在意識で記憶してることが
悪影響を及ぼします。

頭を空っぽにするために、
重要な情報はメモや付箋に書いて
見える場所におけば十分です。

何の足カセもなく、
鳥が大空を自由に飛び回るように
発想していきましょう。

そうすれば、
あなたのビジネスも今まで以上に
エキサイティングでレベルアップ
していくはずです。

心も頭も自由に、
発想を広めて成功を掴みましょう。

お試しあれ。