こんばんは、滋野一義です。
女子バレーのワールドグランプリ
決勝ラウンドが昨日から開幕
しました。
テッペンに返り咲くために、
火の鳥NIPPONの挑戦を
お伝えします。
日本代表の種目ごとに愛称が
付けられてます。
サッカー女子 → なでしこJAPAN
野球男子 → 侍JAPAN
ホッケー女子 → さくらJAPAN
そして、
バレー女子 → 火の鳥NIPPON
みなさん知ってましたか?
火の鳥NIPPONは、
ロンドンオリンピックで銅メダルを
獲得して現在世界ランク3位です。
アメリカとブラジルを抜けば、
夢にまで見た世界ランク1位に
輝きます。
バレーの勝敗は、
身長差によって左右されます。
世界よりも身長が低い日本は、
大きなハンディになります。
バレー男女ともに、
オリンピックで金メダルを獲得した
過去があります。
身長で劣る日本は、
どうしたら勝てるかを追求して
いろんな戦術を編み出しました。
例えば、
「回転レシーブ」、「時間差攻撃」、
「ひかり攻撃」など数々の戦術を
世に送り出したんです。
世界を見ても、
「バックアタック」が登場してから
新しい戦術が生まれてません。
眞鍋監督とコーチ陣が、
どうしたら次のオリンピックで
金メダルをとれるかを考えました。
導き出した答えが、
「ハイブリット6」です。
名前の通り、
選手6人がそれぞれ複数の役割を
こなすという戦術です。
バレーは、
ブロックする人、スパイクを打つ人、
レシーブする人、トスを上げる人に
分かれるのが一般的です。
火の鳥NIPPONの選手たちは、
全員で守って全員で攻めることが
要求されます。
日本代表史上、
もっとも攻撃的なチームに生まれ
変わります。
アリを想像してください。
アリ1匹では踏み潰されますが、
すべてのアリで戦いを挑めば
ゾウだって倒せるんです。
しかし欠点もあって、
今までの戦術と180度違うため
複雑な動きが要求されます。
それぞれの選手が理解して、
どこまで動けるかがキーポイントに
なります。
日本は器用で戦術理解力も高いから、
必ず「ハイブリット6」を高い次元で
完成させるでしょう。
次のオリンピックで、
金メダルを獲得できると信じて
応援しましょう。