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親心の大きな間違い

こんばんは、滋野一義です。

一見正しいと思っても、
それが正解ではありません。

このフレーズを、
CMで聞いたことありませんか?

「これなら子供に残してあげられる」

ある保険会社のCMです。

高齢者でも保険に入ることができて、
子供にお金を残せるのがウリです。

生命保険に加入していれば、
死亡した時にお金が支払われます。

給料が上がらない現状では、
親が残してくれたお金があれば、
子供も助かります。

こう考えれば、
子供にいくらかのお金を残すことが、
正しいように感じます。

しかしもっと深く考えてみると、
子供にお金を残すことは、
本当に正しいのでしょうか?

もともとお金には、
絶対的な価値がないので、
時代によっては価値が変化します。

日本の平均寿命が延びているので、
男女ともに80歳を超えます。

親が現在60歳だとしても、
まだ20年以上生きるでしょう。

これから20年の間に、
世界を揺るがす大事件が、
いつ起きるか分かりません。

先週末のイギリスが、
いい例です。

イギリスが国民投票しただけで、
日本に大きな影響があり、
株価が急降下しました。

アベノミクスによって、
せっかく株価を上げてきたのに、
たった1日で元に戻りました。

一瞬の出来事だったので、
今は落ち着いていますが、
もっと長引く事件が起きたら、、、

インフレが進んで、
お金の価値が下がる事もあります。

これくらい子供に残せたら、
親は安心だと考えても、
お札が紙切れに変わる事があります。

時間の経過とともに、
お金の価値も変化するのです。

インフレが進んで、
お金の価値が下がらなくても、
親は安心できないでしょう。

多くのお金を残すと、
遺産相続でもめるからです。

「骨肉の争い」と言われるように、
仲の良かった兄弟でも、
遺恨を残して疎遠になります。

お金を残した親は、
骨肉の争いを期待していた訳では
ありません。

骨肉の争いがなくても、
子供たちがバラ色の人生には
ならないでしょう。

お金を使えば減ることは、
誰が考えても分かることです。

使い切ってしまうと、
後がありません。

子供が幸せになって欲しいと、
親なら誰でも考えます。

一生お金に困らないように願うのが、
親心と言うものです。

今までお伝えしてきたように、
お金を残したとしても、
子供が一生幸せとはなりません。

どうすれば子供が一生幸せに、
暮らせるのでしょうか?

答えをお教えする前に、
お金を魚に例えてみます。

親が魚を100匹残して、
亡くなったとします。

子供は求職中のフリーターで、
貯蓄がありません。

親の残した魚があれば、
毎日一匹ずつ食べたとても、
100日分の食費が節約できます。

100日を過ぎると、
子供は魚を食べ尽くします。

その後の食料がなければ、
餓死する可能性さえあります。

親が魚を残しても、
子供は一時期助かりますが、
人生を変える事はできません。

魚を残しても、
焼け石に水となります。

もっと根本的なことを、
親が残してやらないと、
子供は幸せになる事はありません。

親は魚を残すんじゃなく、
子供が食べ物に困らないように、
知恵を授けるべきです。

子供を餓死させないためには、
親は魚をとる方法を教えた方が
良いのです。

魚のとり方を知っていれば、
食べ物がなくなったら、
川や海で魚をとれば良いのです。

魚をお金に戻すと、
親はお金を残すんじゃなく、
『お金の作り方』を教えるべきです。

お金の価値は変化するけれど、
変化した後でもお金を作れたら、
何の問題もありませんよね。

遺産相続でもめることなく、
収入が途切れないから、
子供は一生幸せに暮らせます。

親が生前からお金の作り方を学べば、
親も子供もお金で苦労することが
なくなります。

<追伸>

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

あなたの子供がお金に困らないよう、
私も陰ながら応援します。

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