こんばんは、滋野一義です。
今週は悲しい出来事がありました。
テニスの全豪オープン
錦織圭選手がベスト8で敗退。
日本中が期待していたのに・・・
どうしてこのような結果と
なったのでしょうか?
錦織圭選手のインタビューで、
気になる発言がありました。
それは、
「世界ランク5位という位置が、
まだ慣れない。」です。
この発言は、
全豪オープンで負ける前の発言です。
この言葉を聞いたときに、
錦織選手は優勝できないなと、
直感しました。
「世界ランク5位の位置が、
まだ慣れない。」と言う心理状態は、
いったいどんな感じだったので
しょうか?
5位という位置が場違いで、
まだ5位の実力じゃないと、
自ら言っているのと同じです。
これを聞いたとき、
錦織選手が5位から転落する日が、
そう遠くないと感じました。
これは、
コーチングを学んだ人なら、
誰でも分かるはずです。
コーチング用語に、
「コンフォート・ゾーン」という
言葉があります。
コンフォート・ゾーンとは、
自分が一番居心地いいと感じる
環境のことです。
人間は居心地いい環境が好きなので、
コンフォート・ゾーンにいたいと、
常に考えるのです。
もしも居心地悪い環境になったら、
今すぐにでも元の居心地いい環境に
戻ろうとします。
錦織選手の場合は、
5位が場違いだと感じているので、
居心地がいいと感じているのは、
6位以下なんです。
だから、
ここで勝てばベスト4で、
世界ランク4位になれるチャンスを、
無意識のうちで失敗を演じて、
ランクを下げようとしたのです。
ベスト8の試合は、
錦織選手のいい所なしで、
ストレート負けでした。
相手選手の出来が良かったけれど、
それを後押ししたのは、
なんと錦織選手本人のマインドです。
マイケル・チャンコーチから、
強いマインドを持つように、
錦織選手は指導されています。
しかし、
自分よりも上のランクの選手に、
毎回勝てるマインドには、
至っていません。
これを日本の言葉で、
「気後れする」と言います。
気後れしないためには、
どうしたらいいのでしょうか?
錦織選手が世界ランク5位でも、
関係ありません。
「俺が世界ランク1位だ!」
と確信を持ちましょう。
そうなると、
近いうちに4大国際大会で、
優勝できます。
これは、
コンフォート・ゾーンを利用した
成功法則です。
「俺が世界ランク1位だ!」
と確信をもつと、
世界ランク1位でない環境は、
すべて居心地悪いと感じます。
居心地悪い環境を人間は嫌うから、
居心地いいと感じる
世界ランク1位になるように、
潜在意識が働きます。
いろんな条件がそろって、
ついに居心地いい環境である
世界ランク1位になれるのです。
コンフォート・ゾーンの働きは、
スポーツだけの現象ではなく、
人間の本質です。
これをビジネスに、
応用しない手はありません。
あなたが夢みる成功を、
手に入れたと確信できれば、
あなたのコンフォートゾーンが
働きます。
あなたが夢みる成功に、
必ず導いてくれます。
居心地悪いことを、
いい面で活用していきましょう。
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