こんばんは、滋野一義です。
あなたの会社は大丈夫ですか?
今年に入ってから、
世間を賑わせていた事件があります。
そうです、
SMAPの解散問題です。
SMAP全員がテレビに生出演して、
視聴者に謝罪しました。
これでSMAPの解散問題に、
終止符が打たれました。
“S★AP解散”という新聞の見出しに、
一部のサラリーマンが、
ドキッとして肝を冷やしました。
肝を冷やしたサラリーマンの会社は、
巨額の赤字が続いており、
自力で立て直すのが困難です。
いつ会社が解散しても
おかしくない状態なので、
社員が過剰反応したのでしょう。
その会社が臨時取締役会をひらいて、
台湾企業の援助を受け入れることを、
正式に決めたのです。
これで会社の危機は、
ひとまず回避されました。
台湾企業との約束で、
社名も残してくれるようなので、
SHARPというブランドが残ります。
しかしながら、
“世界の亀山”と言われた液晶技術が、
台湾に流出する事になってしまう
でしょう。
モノ作りに対する考え方が、
日本と台湾では違うので、
どこまで品質が落ちるのか不明です。
10年前のSHARPは、
太陽光発電の分野で世界一でした。
さらに液晶パネルも、
高品質で世界に知れていたのです。
それなのに今では、
後発組となる海外企業におされて、
赤字のオンパレードです。
韓国や中国の安い商品にやられて、
SHARPの製品が世界で売れなく
なったのです。
SHARPの業績悪化は、
すべてトップの責任です。
SHARPのトップが、
舵取りを間違ったからなんです。
会社を継続していくには、
企業努力が必ず必要になります。
SHARPと同じように、
大手家電メーカーも、
経営不振に陥っています。
その中でも、
特に深刻なのが東芝です。
聞くところによると東芝は、
パソコン関係や白モノ家電が、
巨額の赤字を垂れ流しています。
白モノ家電やパソコンの部門を、
他社に売る動きがあります。
天下の東芝やSHARPが、
今苦しんでいます。
10年前まで日本を牽引していた、
東芝とSHARPが瀕死の重症です。
赤字のひどい部門を切り売りして、
何とか黒字になるように、
画策しています。
国内で受け皿があれば良いですが、
SHARPのように海外企業を選ぶと、
いろんな面で対立が起きるでしょう。
同じアジア人でも、
国が違えば文化や考え方も
違います。
日本人の考え方と、
台湾の人の考え方が、
すべて一致するはずがないのです。
今聞こえくるのは、
40代以上のSHARP社員の雇用を、
保証しないと言い始めています。
SHARPの例を見ると、
今業績がすこぶるいい会社でも、
10年先も安泰とは言えません。
あなたの会社も同じです。
いつ東芝やSHARPのように、
会社が傾くか分かりません。
もし会社が倒産でもしたら、
あなたはどうしますか?
倒産しなくても、
海外企業に買収されたら、
あなたはどうしますか?
会社が倒産すれば、
その時点で収入が途絶えます。
海外企業に買収されたら、
あなたの居場所がなくなっている
場合もあります。
その時あなたは、
会社をクビになるでしょう。
10年先にこんな事態が、
あなたを待っている可能性が
あります。
こんな事態になることは、
日本と世界の動向をみていれば、
予想できます。
予想できるなら、
予想を回避するための対策を、
今から考えることも可能です。
将来に起こるであろうXデー対策を、
今から1年かけるつもりで、
コツコツやっていきましょう。
失業しても良いように、
他の収入源を作っておくのです。
私が起業した経験から言えるのは、
新しい収入源を確保するのに、
多くの時間が必要になります。
新しい収入源から、
お金が入ってくるのに、
早くて3ヶ月かかるでしょう。
それから収入を安定させるのに、
さらに数ヶ月かかります。
それを見越して、
今から少しずつ前に進んで
いきましょう。
<追伸>
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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